変わる。セルフコンパッションへの道2

「あの人は自分と違ってすごいなぁ・・・」

このように他者と比較して落ち込むことがあります。

そんなときには「セルフコンパッション」ということで、

引き続き、クリスティーン・ネフさんの「セルフコンパッション あるがままの自分を受け入れる」でセルフコンパッションについて学んでいこうと思います。

1 自分に対して、年中無休で思いやりと優しさを提供できるのは自分しかいない。

 失敗をしてしまい、自己批判をしてしまうことがあります。

 そんな時、「自己批判をしている」と気づくことで、自分に優しさをむけることができ るようになります。

 自分に優しさをむける習慣ができると、苦しみが生まれたときにでも、「これから自分への優しさがむけられる」、つまり「苦しいことから、優しさが生まれる」と考えられるようになります。

2 人は失敗する。自分が失敗したとき、「人類の一員である」ことを確証してくれる。

 失敗すると、自分の欠点のみに目がいき、孤立したように感じてしまいます。

 しかし、失敗が人類共通のものであることに気がつくことで、

 失敗が孤立ではなく「連帯感」になります。

3 自分に優しくするためには、自分が苦しんでいることに気がつく必要がある。

  感じていないことは癒すことができないからだ。

 苦しみは理想と現実の比較から生まれます。

 現実が理想と違うと、現実を変えたいという欲望から苦しみが生まれます。

 現実には、「変えられるもの」と「変えられないもの」があります。

 理想があっても、外的な条件は自分でコントロールできない「変えられないもの」になります。

 一方で、自分の頭の中の思考はコントロールができる「変えられるもの」です。

この2つを区別し、「変えられるもの」に集中することで、これからの自分が何をしたいのかを考えることができるようになります。

ついつい、周りと自分を比較して

「自分はなんてダメなんだ・・・」

と思ってしまうことがありますが、

「周りは変えていけないから、自分の思考を変えるようにしよう」

と自分に優しく考えられるようになるといいですね。

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