20年先の自分のために2
今回は引き続き、ドリー・クラークさんの
『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』
で、人生を長い目で見ていくことについて学んでいきたいと思います。
新しいことへ挑戦
「チャンスは勝手にはやってこない。自分からつかみにいく必要がある」
というのはよく聞く話です。
ただ、「いきなり何かに全力でとりくむぞ!」というのは難しいです。
そのような時には「20%の時間をチャレンジに使う」ようにします。
少しだけチャレンジして、結果をみてみます。
そして、「よくないかな?」と感じときは他にチャレンジする。
(時間ができたらやればいいかな?)と考えているうちは、
時間ができることはなく、「期限」を決めて行動することで
時間を作ってチャレンジできるようになります。
「人は1日でできることは過大評価し、1年でできることは過小評価する。
10年だとなおさらだ」
と、1日単位で見たときには(時間がない・・・無理だ・・・)と考えてしまう
ことも1年や10年の単位でみると変わってきます。
キャリアを形成する4つの段階
色々試して、自分が「集中する」というものが見つかったあとは、
どのような段階をふんでいく必要があるのでしょうか。
1 学ぶ
基本的なことを知る時期です。基本的なことを知っておくことで、
最終的に固定概念をうちやぶることができるようになります。
2 創造する
基本的なことがわかると、自分も共感できる部分、
周りとは異なる意見の部分がわかってきます。
すると「自分なりの意見」ができてきます。
3 つながる
最初の1ヶ月は新鮮さで、次の2〜3ヶ月は情熱で乗り切ることができます。
しかし、それ以上続けるためには、正しくサポートしてくれる
「人とのつながり」が必要になってきます。
同じ分野の人とつながることで、他から学び、自分も貢献できるように
なっていきます。
4 収穫する
一定の地位を築くことができれば、自分のつみあげてきた
成果を感じることができるようになります。
このような段階を経ていくことで、
自分の集中の対象へのアイデアを深く掘り下げていくことができるようになります。
そして忘れてはならないのは、
時期が来たら、次の新しいことに挑戦する
ということです。
