アドリブトークの突破口?3
今回は
1 アドリブの型
2 トークの焦点
について、
マット・エイブラハムズさんの『Think Fast,Talk Smart 米MBA生が学ぶ「急に話を振られても困らない」ためのアドリブ力』で学んでいきたいと思います。
アドリブの型
アドリブトークにおいて、基本の型をもっておくことが効果的です。
型によって、話の構成があると、4つの良い点があります。
1 興味をひきやすくなる
ストーリーがあると、次に話すことについて興味がわきやすくなります。
2 覚えやすい
物語は頭に入りやすく、再現性も高くなります
3 わかりやすい
今、全体の中でどの部分の話をしているのかがわかると、理解しやすくなります。
4 話しやすい
順番があると、「次にこれ、その次には・・・」という流れで話をしやすくなります。
どんな型がある?
自分の得意な型を1つ持っていると色々な話に当てはめることができます。
型の例としては
A 「何 ・ 何か ・ 何をする」
今回はこの本についてです。(何)
この本では、アドリブトークについて学ぶことができます。(何か)
また、場面ごとにどのような心構えで話をすればよいかわかります。(何か)
本で学んだ方法で積極的に話をしてみましょう。(何をする)
「何」:アイデア・商品・サービスなど
「何か」:「何」についての良い点や重要な点など
「何をする」:「何」を利用して何をして欲しいか
このような構成にすると伝わりやすくなります。
(私の文章が問題で伝わっていない場合はすみません・・・)
他の型としては
B 「問題点 ・ 解決策 ・ 利点」
という営業活動で使える型もありますが、基本として
「はじめ → 中 → 終わり」という流れがあることを意識しましょう。
トークの焦点
話をする内容では、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?
1 簡潔にする
結論をはじめに。たとえ話を使用する。
可能であるならば図や絵を利用すると伝わりやすくなります。
2 専門用語や難しい言葉は使わない
専門用語や難しい言葉をきくと、そこでひっかかってしまい、内容を理解しにくくなります。
同じように、略語や身近な人にしか使わない言葉も要注意です。
3 話す目的を明確にする
何を達成したいかを伝え、何をして欲しいかを伝える必要があります。
これがないと「結局何の話だっけ?」となってしまいます。
4 相手の気持ちになる
「自分の説明したいこと」を話してしまいがちですが、必要なことは「相手が聞きたいことを話す」ということです。
相手が聞きたいことがわからない段階では「相手と共通の内容」を話してみることが良い手です。
このようなことをふまえて、練習をしていくことでアドリブトークに慣れることができます。
やはり大切なことは「練習」ですね。
