ご存知ですか? 残酷な成功法則5

 エリック・パーカーさんの『残酷すぎる成功法則』からまだまだ学ぶことがありそうです。今回も復習からスタートしていきたいと思います。

1 戦略的放棄とは、一番やりたいことが見つかったら、2番目以降の選択肢を(  )ということです。

2 運が良いと言われている人たちは、色々(  )みることで良い選択肢を選んでいることが多いです。

3 夢がかなっているところを想像すると、「実際に夢がかなった」と脳が勘違いしてしまい、かえってモチベーションが下がってしまうことがあるため、

 もし(  )と決めておくことで、実現へむけて活力を失わずに行動することができるようになります。

回答例

1 捨てる(見切りをつける)  2 試して  3 「○○をしたら、□□をする」(「○○になったら、□□のように対処する」) 

それでは、引き続きエリック・パーカーさんの『残酷すぎる成功法則』で学んでいきたいと思います。

人付き合いは良い方がよい?

 成功のためには「外向的」な方が有利です。集団の中で、最初に口を開き、積極的に話した人はリーダーとして見られやすくなる傾向があります。

 良い職場を見つけるためにも外向性は役に立ちます。新たな職場を見つけるときは「多くのうすいつながり」が役に立ちます。色々な業界につながりがあることで、業界の最新情報が入ってきます。

 そのため、様々な最先端の知識を仕入れることができるようになり、次の仕事についた時でも知識を役立てることにつながります。

内向的ならどうなるか?

 ビジネスにおいては「外向的」が非常に有利にみえます。それでは「内向的」な人のよさはどのようなところにあるのでしょうか?

・外向的な人よりも、「時間」を自分のために使用できる

 外向的は人は、まわりとの関わりの中で良い影響を受けることが多いですが、自分1人の時間は少なくなっていきます。

 内向的な人は、本当に大切なことに時間を使用できるため、エキスパートになることにむいています。

・1人で集中することができる

 プロのプレイヤーに共通する要素として「1人で集中して練習できる」というものがあります。

 学問においても内向的な人の方が、成績がよく、多くの知識を持っている傾向がみられました。

リーダーにむいているのは?

 外向的な人はリーダーとして見られやすいことはわかっています。それでは、実際に成果をだすのはどちらのリーダーなのでしょうか?実は、どちらがすぐれたリーダーになるのかは、率いるメンバーによります。

・内向的リーダー

 メンバーの意見に耳をかたむけ、自主性を重じてサポートすることができるため、目的意識がある人たちを率いることがむいています。

・外向的リーダー

 メンバーが受け身の場合は、エネルギッシュで社交的な外向型リーダーがむいています。

よりよい人脈をつくる3つのポイント

 人脈をつくっていくために3つのポイントがあります。

1 共通点をみつける

 似ているところ、趣味、名前、イニシャル、得意なもの、苦手なもの・・・なんでも大丈夫です。

2 相手の考えや意見を聞く

 相手への助言や批判を言うのをやめて相手の話に集中します。相手からの話を意識してきくことが大切です。

3 相手には何も求めない

 こちらから相手を助けても、相手からお返しをしてもらおうと思わないことが重要です。

 

職場での人間関係は大切!

 職場での人間関係は非常に重要であることがわかっています。たとえば以下のような影響があります。

1 仲間と冗談を言い合えるチームはすぐれた業績をあげる可能性が高まる

2 色々なグループの友人をもっておくことは、様々な情報を耳にすることができるので社内で機敏に動くことができる

 リーダーは、従業員の良い人間関係を作ることも重要です。チーム内に友人がいることで生産性や満足度が高くなることがわかっています。

師匠と出会うことができるか?

 どの分野でも成功している人には、共通する点があります。それが「優秀な指導者との出会い」です。始めたときに自分に合う指導者と出会うことができるかどうかでその後の成長に大きな影響を与えます。

 指導者がいることの利点は、教えてもらえるということもありますが、「失敗について学ぶことができる」というところにあります。どんな人でも1回の人生ですべての失敗をすることはできません。他者の失敗から学ぶことで早く大きく成長することができるようになります。

「説明する」の注意点

 指導者として、相手に説明するときには注意が必要です。それは「説明する」ということで相手を負かしていないかということです。

「あなたは○○という点で間違っているので、□□というふうにした方がよい」というアドバイスをしたとしましょう。人は進化の過程で、意見が合わずに話をすることを「戦い」と感じるようになりました。その結果、アドバイスのつもりで言ったことを「攻撃」ととらえられてしまうことがあります。

 ではどうすれば良い結果を導くことができるのでしょうか?その方法は4つのルールがあります。

1 落ち着いてゆっくりしたペースで話をする

急ぐことは相手へのプレッシャーになり、感情的な意思決定をさせ理性的な意思決定ができなくなってしまいます。

2 相手の話にしっかりと耳をかたむける

 傾聴とよばれるものです。相手の言うことを批判せずに受け入れるようにします。

3 相手の気持ちに理解を示す

 相手の気持ちに反応して、相手に理解を示すようにします。

 「それは辛いですね」「それは怒るのも無理ないですね」など相手の気持ちに焦点を合わせるようにしましょう。

4 相手に考えさせる

 相手の問題をこちらで解決して指示をだすのではなく、質問をして相手に考えてもらうようにしましょう。自分自身で解決策を考えることができれば、やりとげることができる可能性が高くなります。

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