ご存知ですか? 残酷な成功法則6
本日は、「自信を持つことに効果はあるのか?」という点についてみていきたいと思います。その前に前回の確認をしていきたいと思います。
1 新しい仕事を探すときには多くの( )つながりが役に立つことがあります。
2 内向的な人がエキスパートに向いているのは、時間を( )のために使用することができるからです。
3 人脈をつくるときの3つのポイントは、「( )点を見つける」、「相手の考えや意見を聞く」、「相手には何も求めない」ということです。
4 仲間と( )を言い合えるチームは良い成績を残すことができる傾向があります。
5 アドバイスをするときに、相手の間違いを指摘することで( )ととらえられてしまうことがあるため、注意が必要です。
回答例
1 うすい 2 自分 3 共通 4 冗談 5 攻撃
それでは、引き続きエリック・パーカーさんの『残酷すぎる成功法則』で学んでいきたいと思います。
成功する人は最初から自信がある!
自己評価は成功に大きな影響を与えます。自己評価が高いことは以下のような要素に影響を与えます
・生産性が上がる
・困難な課題に挑戦する
・リーダーにみられやすい
このように仕事などでも影響があります。しかし、自信は勘違いになってしまうことはないのでしょうか?
実は、過剰な自信は「良い方へ」働きます。過去にやってきたことを高く評価し、未来を楽観的にとらえることで、将来の成功の可能性を高めることにつながります。
自信が強力である理由は?
なぜ、自信は強力な影響を与えるのでしょうか?その理由としては「コントロールできている」という感覚を持つことができるからです。
成功できると信じている人は
・人々が「脅威」と感じるところでもチャンスを見出す
・不確実性でも恐れずうけいれる
・リスクを負ってもチャレンジできる
このような姿勢がみられます。
さらに、成功した場合には「自分自身のやる気や行動の成果」と感じることができます。
仮の自信でも良い?
実際に自信はなくても、自信があるように「ふるまう」ことが大切だということがわかっています。「自信」以外でも
・笑顔をつくると幸せな気分になる
・力強くふるまうことで痛みへの耐性が増す
というように、ふるまいによって影響があるということがわかっています。つまり、どのように「認識」するかが実態よりも影響を与えています。
しかし実際に装うことは危険がある
このようにみていくと、「見かけを装う」ことはメリットが多く感じます。しかし、問題点があります。それは「装っているうちに、自分をあざむくようになっていく」という点です。
次回は、自信を過剰に持つことによる問題点をみていきたいと思います。
