自信の核心4

 早速、前回の復習をしていきたいと思います。

1 失敗を活かすためには(  )を手放すことが必要です。

2 自分自身を(  )ことは、経験から学ぶことを難しくしてしまいます。

3 何かをうまくやれるときだけ、自信を持つことができます。集中していなければうまくすることができません。

 だからこそ(  )に注意をむけることが大切になります。

回答例

1 自己批判  2 責める  3 現在の経験

いかがでしたでしょうか?それでは引き続きラス・ハリスさんの『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』で学んでいきたいと思います。

価値と目標

 目標の設定は大切です。目標を達成するチャンスを高めるためには、「自分の価値」をはっきりさせておく必要があります。

 価値をはっきりさせておくべき理由は3つあります。

 1 ひらめきと粘り強さを与えてくれる

  目標が遠い将来のことである場合、価値を持っていないと途中で気持ちがきれてしまいます。

 2 指針をくれる

  価値がわかっていると、自分の価値にあわない目標を追求しなくなります。価値にあわない目標を追ってしまうと、不満に行き着きます。

 3 目標にむかう幸福感を与える

  価値があれば、行動に意味があると感じ、進んでいる感覚を持つことができます。

価値と練習

 繰り返しの練習は自信につながる非常に重要な要素です。

 しかし、練習を実行することは難しくもあります。

 練習は不快な感情を生み出すことにつながります。そのため、不快な感情から逃れるために練習をしなくなります。

 こうなると、練習をせず、一時的な良い気分になる行動をとることが習慣になってしまいます。

 人生をよりよくする行動ではなく、一時的に良い気分になれる行動を選ぶことで世界は広がっていかなくなります。

 だからこそ「価値」が必要になります。

 自分の価値が明確であれば練習に意味を感じることができ、練習を続けることができるようになります。

価値は厳密なルールにしない

 自分の価値を明確にできたとしても、「命令」にならないように注意が必要です。

 自分の価値に基づいて「○○しなければいけない」のように考えるようになると、厳密なルールとなってしまいます。

 これでは完全主義になってしまいます。

 価値を明確にすることは、自分にとって理想的な行動を表しているだけで、従って行動しなければいけないというものではありません。

 あくまでも価値に沿って行動をすることで幸福感を高めることができるというものです。

成功とは?

 今の社会で、成功とは目標を達成することと考えられています。

 しかし、この考えには注意が必要です。

 目標を達成することが成功であるならば、一度目標を達成したら、すぐに次の目標を追い求めなければいけなくなるからです。

 目標の達成を追い続けることの問題点は

 1 目標を必ず達成できる保証がない

 2 すぐに次の目標を作るので、目標を達成しても幸福は長く続かない

 3 生き方にプレッシャーがかかる

 このような点において問題があります。

 では、成功をどのようにとらえるとよいのでしょうか?

 それは「自分の価値に従って生きること」ととらえることです。

 このように考えると、価値にそって進み出したその瞬間に「成功した」ということになります。

 つまり、成果ではなく「プロセス」に集中をするということです。

 

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