自信の核心6
前回は、「恐れ」などの感情の与える影響と、対応する方法についてみていきました。それでは復習からスタートしていきたいと思います。
1 「恐れ」は単なる感情で、自分の( )の妨げになるものではありません。
2 人々は様々な感情に対して、( )運転と感情回避の2種類の行動をとることが多いです。
3 「恐れ」に対して( )し続けることは、ポジティブな影響を与えます。
4 感情と戦うのではなく、( )て必要な行動をとれるようにしていくことが大切です。
回答例
1 行動 2 自動 3 接触 4 受け入れ
いかがでしたでしょうか?
それでは引き続き、ラス・ハリスさんの『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』で学んでいきたいと思います。
真の能力を発揮するために
価値を明確にすることは、成功のために重要です。
・価値をもとに目標を設定し
・目標をいくつかの行動に分割し
・1つ1つの行動を集中して行う
このように、価値にそった行動をとることができれば、自分にとっての成功へ進んでいくことができます。
しかし、真の能力を発揮するために、価値に加えて必要なものがあります。
それが「行動」です。どのような状態であっても行動できることが大切になります。
困難な状況でも
困難な状況というのは誰にでもおとずれるものです。その状況を乗り越えるためにはどのようなことが必要になるのでしょうか?
1 価値に沿って前進
価値に沿って進むことで、人生の意味と目的を感じることができます。
大事だと思ったことをしないのは、健康や幸福、満足度について挑戦して失敗するよりマイナスになります。
2 必要なことは行動
自分で「できる」と思うか、「できない」と思うかに関係なく、とにかく行動することが重要です。
3 進むことに意味がある
価値にそって意味のある方向へ進んでいても、今までの自分にない行動をとっているときは不快な感情があらわれることがあります。
だからこそ、人生で重要な目標を達成したい場合は、不快感に対応する手段を知っておくことが必要になります。
4 行動に集中
色々な感情が思い浮かんでくる中で、効果的に行動したい場合は、していることに集中することが大切です。
5 再び挑戦する
ある行動をあきらめたり、考えを変えたりすることがあっても、再び挑戦できるということが重要です。
チャレンジをするためには?
自分が現在いる、心地よい場所から一歩踏み出してチャレンジできるようにするためにはどのようなことが必要なのでしょうか?
1 分野を選ぶ
色々チャレンジをしたい分野があってもまずは1つの分野に集中することが大切です。
2 価値を明確にする
選んだ分野について、自分が感じる価値を考えます
3 目標を設定
価値から目標を設定します。
・数日で達成できる短期的な目標
・数週間から数ヶ月で達成する中期的な目標
・数年単位で達成する長期目標
4 行動を決める
短期目標をみて、実現のために必要な行動を考えます。
・最初のステップは?
・始めるために必要な最も簡単な行動は?
小さい一歩でできる行動を考えます。
5 行動する
すべきことが分かったら行動することです。
すべき行動に集中することがポイントです。
大切な選択
成功する人は、いつもポジティブで前向きでやる気とエネルギーに満ちあふれている・・・ということではありません。
どのような感情の中でも重要な行動をし続けることが、成功した人に共通している特徴です。
感情に左右されず、価値に従って行動するということを選択することができれば、意味のある人生を作り上げることができ、幸福度と満足度は高いものになっていきます。
