驚くべき「四季報」の秘密

投資をするために、企業の情報を集めたい!

そのようなときに活躍するものが「四季報」です。

しかし、四季報の使用方法がよくわからない・・・

ということで、今回は四季報を読むときのポイントについて学んでいきました。

Q.四季報をみることで大切な点は?

・以前との変化に気が付くこと

Q.四季報で注目したい言葉は?

 大半がポジティブワード → 天井が近い

 大半がネガティブワード → そろそろ底が近い

 経営者の交代・世代交代 → 上昇することが多い

 業務提携 → より大きな企業との業務提携は、資本提携につながるパターンがある。加えて「TOB」の可能性も出てくる

 世界初 → 大化けの可能性

Q.四季報でのマイナスワードは?

「値下げ」 → 価格競争によって、企業の利益が削られるため、同じ業界全体でよくない状況になる可能性がある

 

Q.投資の基本方法は?

1 やすいものを買って高く売る(バリュー投資)

2 高いものを買って、さらに高く売る(グロース投資)

Q.株式投資の心構えとして大切なことは?

 どこまで下がるかを想定しておくこと。下落しているときに焦らない気持ちを持っておく必要がある。

 自分の投資のスタイルを守ること。短期トレードが前提なら、損失が出て「やっぱり長期に切り替える」と、自分に都合よくスタイルを変えているとうまくいかない

Q.バリュー投資のポイントは?

株価が実態のクオリティよりも割安 

Q.企業のクオリティを見極めるポイントは?

・業績 黒字であること。もしくは赤字ではあるが何らかの理由で一時的なものであること

・資金繰り 特に「営業活動によるキャッシュフロー」がプラスである

・自己資本率 少なくとも50%以上。できれば70%以上がよい。

Q.株価指標の中で重要になるのは?

→PERやPBRもあるが「PSR」を大切にする

 PSR=時価総額(株価×発行済株式数)÷売上高

PERは時価総額÷純利益

→赤字だと算出できないため、PSRを利用する

Q.PSRを利用するときのポイントは?

→PSRが1倍を割り込んでいれば割安と考えることができる。

Q.PSRのよい株があったときに注意することは?

→長期で持つことを前提にすること。

 このようなタイプの株は短期で上がることはあまりないため、持ち続ける覚悟がいる。

Q.逆張りのときのポイントは?

 四季報で「ネガティブワード」が多いときはチャンス → 現在が「底」である可能性が出てきているため

 自己資本率が低いのは✖️

 有利子負債の額が大きいのは✖️

Q.PERが本当に割安であるか判断するためには?

→PEGレシオを使用する

 PEGレシオ=PER÷営業利益の成長率

 PERが40倍、営業利益の成長率が10%だとPEGレシオは4倍

 2倍より、4倍の方が割高ということになる

Q.テーマ株に注目する理由は?

→過去に何らかの理由で上昇した株価が、ブームが終了して元の水準に戻る。

 しかし、今後似たような状況が発生した場合同じように高騰する可能性があるため。

Q.四季報で見ておくべきところは?

→「ランキングで見る業績トレンド」と「市場別業績集計表」これによって、現在の全体像を把握することができる

 全体像を把握しながら、前回と比較して何が変わったのかをつかむようにする

Q.見出しランキングで見るポイントは?

 全体的によくなっている状況か、悪くなっている状況か

 →全体的によくなっている状況だとつかむことができれば、個別ページをみて良い内容が書かれていても「当然か」とみることができる。

  逆に、全体的によくない状況にもかかわらず、良い内容が書かれている企業には注目することができる。

Q.個別銘柄を四季報で見るときの順番は?

1 会社の特色と事業をつかむ → 何が中心の会社か。

2 業績と財務を見る → 財務では「自己資本比率」に注目

3 配当・株価指標

4 最後にチャートやバリュエーションを見る

 →ここを先にみると「先入観」が強くなり、内容を見るときに必要以上に「良い」「悪い」を感じてしまう。

Q.バリュエーションのポイントは?

PERは、実績PERより予想PERが低くなっているものを選ぶ。将来にむけて利益が出る可能性があるから

Q.記事の注目ポイントは?

「急反発」「底打ち」「史上初」「史上最大」「過去最高」

「国内トップ」「海外トップ」

Q.会社の価値をみるときの、よい指標は?

→株価よりも「時価総額」

Q.株価をみるときの注目点は?

→過去最高益を更新したのに、株価が変わっていないとき。

 最高益を出したときは、株価も過去最高にむけて上がっていく可能性がある

Q.株主構成を見る時の注目点は?

→経営者が株主に入っているかどうか。

 経営者が入っているということは、「株価」に対しての意識がある会社ということ

 また、大企業が資本提携先や株主に入っているかを見ておくと、注目されているビジネスかどうかわかる。

 「外国」が入っている場合は、海外に企業の情報が知れ渡っているということになるので、注目しておく。

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