発見。問いかける技術
「うまく話ができなくて困っている・・・」
このような悩みを持つ方は多いかと思います。
現代は様々な面で「多様化」しています。
そのため、人間関係を築くことは難しくなっています。
しかし、目の前で起きる課題をクリアするためには
円滑なコミュニケーションが大切。
そこで重要になってくるのは、「問いかけ」の力です。
と、いうことで今回は
エドガー・H・シャインさんの『問いかける技術』で「問いかけ」について学んでいきたいと思います。
「問いかけ」とは?
「問いかけ」というのは、質問をすることですが、実はもっと重要な
意味合いがあります。
それは
「あなたの言うことに耳を傾けていますよ。」と
いうメッセージだということです。
相手は、
(こちらに関心がある。注意深く話を聞いてくれている)
と感じて信頼関係を作っていくことができます。
謙虚な問いかけ?
それでは、実際にどのように問いかけをしていくのでしょうか?
相手との信頼関係を築いていくためには
「謙虚な問いかけ」が必要だということです。
「謙虚な問いかけ」で大切になるのは
・相手に対して思いやりを持つ
・相手への純粋な好奇心
これらが大切になります。
なぜ、問いかけ?
現代は複雑化し、人間関係を築くことが難しくなっています。
さらに、目の前の課題に取り組むことが重要だとされる世の中です。
人間関係を作るということは、時間がかかってしまい
「非常に効率が悪い」ものと考えられるようになってしまっています。
一方で、課題をスムーズに進めるためには円滑なコミュニケーションが必要
になります。
そのようなコミュニケーションを作るために「問いかけ」が重要な役割を
はたします。
お互いの個人的な部分を知ることで、信頼関係を作ることができ、
安心してお互いについて指摘し合うことができるようになります。
そのために
・相手に対して思いやり
・相手への純粋な好奇心
この2つの気持ちから生まれた
「謙虚な問いかけ」
が必要になってくるのですね。
(上手に話さなければいけない・・・)
と感じてしまいがちですが、目の前の相手へ興味、関心をもって
問いかけてみることから始めてみたいですね。

