さぁ、動きましょう
「なかなか運動をする気がおきない・・・」
と、感じる日々。
暑いと動く気がなくなっていきますが、そんな状況を変えていきたい!
というわけで、今回は
キャロライン・ウィリアムズさんの『MOVE この自然な動きが脳と体に効く 最新科学が明かす「人間本来の動き」の力』
こちらで、動きたくなる気持ちを高めていきたいと思います。
そもそも動物が脳を進化させてきたのは、動くためでした。
何か危険があったときにその場から逃げるために動く。
そのために脳を発達させてきました。
このように、脳と動くことは強い関係があります。
動くことによる効果
それでは動くことによりどのような効果があるのでしょうか?
1 前向きな気持ちになる
前方へ進むことで、未来思考になります。
これにより、落ち込んでいたとしても、前向きな気持ちになります。
2 創造力と問題解決能力が高くなる。
人間は、普段「前頭前皮質」という部分により、行動を制御しています。
これにより、少し道をはずしたような行動をとらなくなります。
ところが、体をうごかすことで「前頭前皮質」の働きが抑えられます。
抑えられたことにより、普段しない思考ができるようになります。
その結果、創造力や問題解決能力を高めることができます。
3 記憶力が高くなる
骨に体重がかかることで、オステオカルシンが分泌されます。
この物質が記憶力の向上に役立つようです。
何か危険なことが起きたとき、オステオカルシンは骨から血液に分泌され、
逃走に備えて体を活性化させます。
さらに、記憶力を高めることで、緊急事態を覚えておき、
生存の可能性が高めていました。
体を動かすことで「これは覚えておかなければいけないぞ」と感じてくれる
ようになるのですね。
現代では座って作業をする時間が増えていますが、
思考を働かせ、創造力を高めるために、動き回る時間も大切ですね。
少しだけ運動する気がでてきました!
