さぁ!動きましょう3
それでは、背筋をのばしながら、
キャロライン・ウィリアムズさんの『MOVE この自然な動きが脳と体に効く 最新科学が明かす「人間本来の動き」の力』
で、学んでいくことにします。
ストレッチで全身をリセット
ストレッチをすることで、心にも体にも影響があります。
座る時間が長くならないように、立ち上がって腕や足をのばします。
ポイントはゆっくり、やさしく。
体が地面にべったりつくようなストレッチでなくて良いそうです。
関節が柔軟になりすぎると、「本来ならとまるはずのところを
こえて曲がる」ことになります。
このような状態のとき、ストレスなどに対して過度に反応してしまうよう
になるので注意が必要です。
呼吸で心のコントロール
呼吸は自然に、無意識におこなっているものですが、当然のことながら
非常に重要です。
ストレスを感じると呼吸が浅くなり、不規則な呼吸になります。
このようなときには呼吸で心をリセットすることができます。
しかし、ここで重要なことがあります。
それは、呼吸を利用して心をコントロールする効果がでるのは
「鼻呼吸」のときだけだそうです。
さらに「胸式呼吸」ではなく、「腹式呼吸」であることも必要です。
鼻呼吸での腹式呼吸をすることで、集中力の向上、感情の安定、記憶力の向上
など様々な良い効果が期待できるそうです。
目安として「1分あたり6回の呼吸(5秒ですって、5秒ではく)」と
よいようです。
組み合わせると効果大
呼吸に散歩を加えるとより効果的です。
「1秒で2歩を目安に歩く」+「5秒ですって、5秒ではく」
こちらを組み合わせると、気持ちが前向きになり、さらに気持ちを
リラックスさせることもできるのですね。
日常生活でなかなか時間をとることができない・・・という場合は
このように組み合わせることができると効率的ですね。
大切な休息
最後に重要なことは「休息をとる」ということです。
休息は睡眠とは別に考えましょう。
睡眠は目標7時間、最低でも6時間。就寝と起床は一定の時間で・・・
というのは、西野精治さんの「スタンフォード式最高の睡眠」でも登場した
内容ですね。
休息は「自発的」に「ひとりの時間」をとることがポイントです。
休息をとらなければ、集中力の低下、やる気の低下などが発生してしまいます。
休息は、体を動かさないものだけではなく、散歩なども休息に含まれます。
これだけは意識しようと思います!
1 背筋をのばす
2 ストレッチをする
3 鼻呼吸と腹式呼吸をする
4 20分〜30分に一度は立ち上がる
5 睡眠も休息もとる。
毎日の積み重ねで、少しでも体調がよくなったと感じられることを願います。
