お試しください。 呼吸法
24時間、無意識でおこなっている呼吸。
よい呼吸と、よくない呼吸があるとすれば、1秒ごとに差がついていくことに
なるのでは?
そこで今回は、
パトリック・マキューンさんの『人生が変わる 最高の呼吸法』
で、呼吸について学んでいきたいと思います。
呼吸の基本は2つ
・「鼻呼吸」
口呼吸の場合
・疲労感 ・集中力の低下
などが起きてしまうそうです。鼻呼吸はその逆ということですね。
『口は食事のために、鼻は呼吸のために』
・「腹式呼吸」
ゆっくりと、しずかで、規則正しい腹式呼吸を目指します。
正しい腹式呼吸をすることで、
・心が落ち着き ・睡眠の質が向上し ・エネルギーが増す
という効果があります。
逆である胸式呼吸は、呼吸が浅くなり、ペースがはやくなりがちです。
こうなると、ストレス反応が起き、さらに呼吸が短く激しいものになって
しまいます。
呼吸の質を測定する
・体内酸素レベルの測定
まずは、体内酸素スコアを測定します。
1 鼻から息を吸い、鼻から吐く。
2 鼻をつまんで、息が入るのを防ぐ。
3 「息をしたい」と感じるまでの秒数を測る
大人の理想的スコアは・・・
「40秒」
です!(私自身は初めてチャレンジしたときに15秒でした・・・)
呼吸のトレーニング
それではどのようにトレーニングすればよいのでしょうか?
目標は
「自分でも感じないくらい静かに呼吸すること」
そのためには
鼻呼吸で、腹式呼吸で、穏やかに、リズムを一定にすること。
さらに、「吸う量は少なく、吐いてから自然に呼吸がとまる時間がある」
ようにしていきます。
そのための方法は
1 背筋をのばして座り、リラックスする。
2 鼻呼吸で腹式呼吸をする。
3 息を吸うときは、お腹を手でやさしく押して呼吸への抵抗をつくる。
4 息を吐くときは、肺と横隔膜の自然な動きにまかせて、
息が自然と抜けていくイメージで。
5 1回の呼吸で吸う量を少なくしていく。
6 呼吸の回数を減らしていき、がまんできる息苦しさにする。
息苦しくなりすぎた場合は、呼吸を落ち着けてから再開します。
これを3〜5分続けられるようになることを目指します。
すぐにできそうなことだけでも・・・
「1回やってみて、すぐに効果がでる!」
というものではありませんので、継続して少しでも効果があれば嬉しいです。
その中でも、すぐに実行できそうなことを最後に。
「口にテープをはって寝る」
ということです。
寝ている間はどのような呼吸をしているか分からないので、
寝たつもりでも、口呼吸になっていると睡眠の質が低下してしまいます。
そこで、口にテープを貼り、口を開かないようにして寝ます。
専用のテープが売っておりますので、そちらを使用してみました。
初日は、よほど苦しかったのか、気がつくとテープをはずして寝ていました。
睡眠の質もそこまで高くなった感じはしませんでした。
何日か続けると、朝起きても口にテープがついたままになっていました。
それくらいになった時に昼間の眠気が弱くなった印象があります。
3ヶ月くらいで鼻呼吸が身に付くそうですので、こちらも継続していきたいと
思います。
