20年先の自分のために3
20%の時間を、新しいことへの挑戦に使う。
とはいえ、やはり毎日が忙しいことには変わらない。
となると、より効率的に時間を使うことができる方がよいですね。
今回は引き続き、ドリー・クラークさんの
『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』
で、より効果的に時間を使用していけるようにしたいと思います。
より効果的な時間をすごす
まずは「無駄になっている時間はないか?」を見てみます。
誰しも「なんとなく時間を無駄にしてしまった」と思うことがあるのではない
かと思います。
マルチタスクは良い?悪い?
「効果的に時間を使う」というときに、『マルチタスク』という言葉が
でてきます。
マルチタスクは、複数の作業を同時進めていくことです。
「複数の作業を同時に進めていくことで、作業量を増やすことができる!」
といわれます。
しかし、マルチタスクには「良い」ものと「悪い」ものがあります。
悪いマルチタスクというのは、違う作業をそれぞれ切り替えながら進めていく
ものです。たとえば「テレビを見ながら、本を読む」というのは、
・テレビを見る作業
・本を読む作業
を切り替えながら進めることになります。
この場合、テレビからも本からも情報を得ることができて効率が良さそうに
感じます。
しかし、これは「テレビ→本→テレビ・・・」と集中を切り替えていることに
なってしまい、結果的には効率が悪いものになってしまいます。
逆に、良いマルチタスクというのは、「ウォーキングをしながら、ラジオを
聞く」というように、同時にしてもお互いに邪魔をしないものになります。
他の例としては
・ステッパーをふみながら本を読む
・食器洗いをしながら動画を見る。
というのもお互いに邪魔をしておらず良いマルチタスクになります。
良いマルチタスクを行うことで、2つの作業ができたことになります。
ネットワークをつくる
時間を有効に使えるようになっても、目標を達成するまでには時間が
かかります。達成には周囲のサポートも必要です。
そこで必要になるのはネットワークづくりです。
自分がどのような人生を進んでいくのかは、どんな人と一緒にいるかに影響を
受けます。
それではどのようにネットワークをつくっていけばよいのでしょうか?
まずは、
「相手から招待されたいならば、自分から招待しなければならない」
という心構えが必要です。
また、「相手から何かをしてもらう」という気持ちを持たないことです。
逆に相手のために何ができるかを考え、相手を助けるという気持ちを持って
おくことで、良い人間関係を築き、つながりを維持できるようになります。
これにより、長期的な成功へとつながっていくことになります。
