最小時間で成果を出すために大切なこと2

 前回は、成果をだすためには、すべてに取り組むのではなく選択が重要であるということを見ていきました。

前回の内容を振り返ってみましょう。

1 選ぶことをあきらめるのは(  )道を歩いていることになる。

2 多くの小さいチャンスより、(  )を見つけて取り組む。

3 「何を捨てるか?」ではなく、何に(  )のか?と考えるようにする。

4 すべてに取り組むということは、(  )と同じ。

回答例

1 他人が選んだ  2 少ない大きなチャンス  3 全力で取り組む

4 すべてを捨てること

 選択のために、たくさん検討する。

 これにより、重要なことに全力で取り組み、成果をだしていくことができます。

 しかし、何が重要なことか見極めることができなければ選択することができません。

 今回は、重要なことを見極める方法について、グレッグ・マキューンさんの「エッセンシャル思考」で学んでいきたいと思います。

考えるスペースを作る

 選択をするために、たくさん検討したい・・・と思っても時間がない・・・。

ということがあるのではないかと思います。

 実は、考える時間がないというのは、やることが多すぎる状況です。時間の余裕は自然にできるものではありませんので、自分から時間を作っていく必要があります。

 自分の力を最大限に発揮したい場合は、誰にも邪魔されずに考えることができる時間と環境を作ることが大切です。

遊び心を持つ

 「遊ぶ」というと成果と逆の印象があるかもしれません。

しかし、遊ぶということには

・体が健康になる

・頭が良くなり、イノベーションにつながるようになる

・人間関係がよくなる 

という効果がみられるようです。「遊ぶことで柔軟性が高くなり、創造的になる」と考えられています。

 それ以外にも遊びが大切である理由があります。

1 選択肢が広がる

 遊びにより、視野が広がることで様々な可能性に気が付くようになります。

2 ストレスを軽減させる

 ストレスが高くなると生産性が下がります。また、好奇心や創造性の働きを弱めてしまいます。

 逆に、ストレスを軽減させることでうまく考えられるようになります。

睡眠時間を確保する

 かつては、睡眠時間をけずって学習する、働くということが評価されることがありました。

 しかし、現在は睡眠時間を確保することが大切だと言われるようになっています。

 8時間の睡眠をとることで

・脳がリフレッシュすることで問題解決能力が高くなる

・集中力を高め、学習効果を最大限に高める

 という効果があります。

 その結果、たくさんの選択肢の中から重要なことを見つけ、優先順位をつけることができるようになります。

基準を厳しくする

 選択肢には「やった方がよいかな?」「やっておかないともったいないかな?」と感じるものがあります。

 このような選択肢はどうするべきなのでしょうか? 

 実はこのような選択肢を却下できるかどうかが重要になります。

 少し重要だということを選んでいると、本当に重要なことをする余裕がなくなってしまいます。

 感覚的な基準は「90点」です。90点以上あると感じたものに取り組み、90点未満の内容は選択しない。それくらいの厳しい基準で選択をします。

 このように選択したことに集中するためには、それ以外のことを捨てることが必要になっていきます。

 それでは、捨てるためにはどのようなことを意識すればよいのでしょうか?

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